人に会うのが怖くなった私|15年間、人を避けて生きていた理由

心を整える

「人に会うのが怖い」「人と関わると、どっと疲れてしまう」そんなふうに感じたことはありませんか?

実はそれ、相手の問題ではなく、
自分の内側にある思い込みや、過去の記憶によって生まれた”反応”が原因です。

私自身かつては、人と関わることが好きで、
誰にでも気軽に話しかけられるタイプでした。

けれど子育てをきっかけに、
「自分はダメな人間なんじゃないか」と思うようになり、
人と会うことが怖くなっていきました。

この記事では、
人と会うのが怖くなってしまった原因と、
そこから抜け出したきっかけについてお話しします。

人に会うのが怖くなった私の話

昔の私は、どちらかというと、
人に話しかけることをためらわないタイプでした。

例えば、友達とアメリカに旅行に行ったときも、
英語なんてほとんど話せないのに、

単語とジェスチャーだけで、
平気で現地の人に話しかけていました。

それを恥ずかしいと思ったこともありませんでした。

むしろ、そうやって誰かと関わることが、
自然にできる自分でした。

けれど――

子育てが始まってから、
その感覚は少しずつ変わっていきました。

周りには、しっかりしていて、
何でもできる“立派なお母さんたち”がたくさんいて、

その中でふと、

「それに比べて、私は何もできない人間だ」

そう思い知ってしまった瞬間があったのです。

このとき生まれた
「自分は何もできない人間」という思い込みが、
その後の人との関わり方に大きく影響していくことになります。

そこからは、常に、

「自分はバカで無知な人間だ」
「自分は恥ずかしい存在だ」

そんなふうに思うようになっていきました。

それでも、子どものために、
お母さんたちとの関わりは続けていました。

もともと、人を楽しませることは得意だったので、
場の中では明るく振る舞い、
自然と受け入れられていました。

表面上は、うまくやれていたのです。

でも心の中では、いつも比べていました。

「あの人はすごく優秀だ」
「あのママはしっかりしている」
「それに比べて私は…」

そう思いながら人と接することは、
想像以上に心が消耗するものでした。

家に帰ると、
どっと疲れて動けなくなる。

そんな状態が、当たり前になっていきました。

やがて、

人に会うこと自体が怖くなっていきました。

息子が小学校に上がる頃には、

「もう、誰とも関わらないようにしよう」

そう思うようになっていました。

それまでの自分では、考えられないことでした。

授業参観も運動会も、
人と会わない時間を選んで行く。

みんなが集まる時間は避けて、
少し遅れて行って、終わった瞬間に帰る。

誰かに会いそうになったら、
さっと別の道に入る。

そんなふうにして、
人を避けながら生きるようになっていったのです。

この苦しさの始まりはここにありました。
あの頃の私はこちらです。

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やる気が出ない、何もしたくない。体が鉛のように重く、少し気を抜けば動けなくなる日々。子育てが落ち着いても心が軽くならなかった私が、生きることに疲れ切っていたあの頃の記録です。

それは、幼稚園、小学校、中学、高校と、
15年もの間、続きました。

それでも――

もしばったり会ってしまったら、
いつもの自分が出てきます。

相手を楽しませるように話して、
笑い合って、

だから周りの人には、
私がそんなふうに生きているなんて、
気づかれることはありませんでした。

でも実際は、

ゴミ出しすら、
誰にも会わない深夜の時間を選んで行くほど、

人に会うことが怖くなっていました。

そんな状態が、高校に入ってからも
2年近く続いていました。

けれど――

あるとき、その氷が溶けたのです。

ふと、

「私は私でいいし、相手は相手でいい」

そう思える瞬間がありました。

よくよく考えてみたら、

私が「すごい」と思っていた人たちは、
”自分の好きなこと”をやっているだけ。

勉強が好きだから勉強する。
料理が好きだから手の込んだ料理を作る。
整理整頓が好きだから整える。

ただ、それだけのことでした。

そして、

私も、好きなことなら頑張れる。

ただ、勉強や料理や整理整頓が好きじゃないだけ。

たったそれだけの違いでした。

そう思えたとき、

「誰かがすごくて、自分がダメ」

という思い込みが、すっとほどけたのです。

誰もすごくない。

みんな自分の好きなことをやっているだけ。

そう思えた瞬間から、

人との距離が変わりました。

どんな人が相手でも、

「一対一の人間」として
自然に話せるようになりました。

子どものことで悩んでいるお母さんに、
自分から声をかけたり、

夫婦関係で悩んでる方の話を聞いて、
一緒に考えたり、

以前の私なら、

「私なんかが…」と思って
絶対にできなかったことです。

でも今は、

相手がどんな経歴でも関係なく、

同じ悩みを持つ一人の人として、
自然に関われるようになりました。

もともと私は、人が好きでした。

人の話を聞いて、
一緒に考えることが好きだった。

悩みが消えたその人の、
喜ぶ顔を見るのが
自分ごとのように嬉しかった。

長い間、
私はそんな自分を見失っていました。

でも今は――

本来の自分で、
人と向き合うことができています。

内側にあった思い込みや記憶がほどけたとき、
見える世界は大きく変わっていきました。

そしてーー
あの頃、私の中で何がおきていたのかは、
別の記事で書いていこうと思います。


🍃ここまで読んでくださって
ありがとうございます。


あの頃の自分からは想像できないほど、
人と関われるようになった今の私はこちらです。

もとの自分に戻った、そんな感覚です

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