私の中の「人生」というコップは、空っぽでした。
何もやる気が起きず、
とにかくいつも疲れていて、
毎日が苦しみでしかありませんでした。
それでも、「死にたいわけじゃない」。
ただ、毎日をやり過ごすだけの状態でした。
今なら分かります。
すべては、目の前の現実が原因ではなく、
そこに私の内側がどう”反応”していたかだったのだと。
🍃このお話には、ここに至るまでの流れがあります。
なにもしたくない…脳がフリーズしていたあの頃
そんなある日、
長年通っているネイルサロンで、
私は何気なくこう口にしました。
「最近、何をしていても
“どうせいつか死ぬんだから、
辛くたっていい”
という言葉が、ずっと頭に浮かぶんです。
私、なんか変ですよね(笑)」
すると、ネイリストさんが、
少し真剣な表情でこう続けました。
「それ、脳の容量がいっぱいになって
フリーズしている状態かもしれません。」
脳の容量がいっぱいとは?
”解決しないことを考え続けていると、
脳は情報でいっぱいになり、
新しい情報が入る余白がなくなる。
その結果、同じ考えや同じ悩みが、
ぐるぐると回り続けるようになる”
私が今、その状態なのではないか。
そして彼女は、
サロンのメニューには載せていない
「アクセスバーズ」という施術があることを教えてくれました。
思考が止まっていた私を変えたきっかけ|アクセスバーズとの出会い
アクセスバーズとは、
脳の32か所に、ただそっと指を触れるだけの施術で、
「脳のデトックス」と言われているものでした。
正直、意味はよく分かりませんでした。
でも、彼女を信頼していたこともあり、
私は20分だけ受けてみることにしました。
施術中、私はすぐに眠ってしまいました。
「はい、終わりましたよ」
その声で目覚め、
「一体なんだったんだろう?」
と思いながらも、
仮眠ができて少しスッキリした気分で
お店をあとにしました。
何もしたくなかった私に起きた変化|突然 “やりたい” が浮かんだ瞬間
自転車に乗って走り出した、そのとき。
とても些細な、でも不思議なことが起きました。
「メルカリ、やってみようかな。」
10年以上、
何もしたくない、動きたくない。
そう思い続けていた私の中に、
突然 “やりたいこと” が浮かんだのです。
🍃気力のない、なにもしたくない日々を過ごしていました。
その話はこちらです👇
メルカリは、何年も前から姉に勧められていました。
でも私は、
「私はなにもしたくないの!
心底やりたくない!
お願いだから勧めないで!」
と、頑なに拒んでいました。
それなのに、です。
そこから私は、
体が少しずつ軽くなり、
やりたいことが浮かんでは、行動する。
そんな日々が始まりました。
夫は変わっていないのに…私の見える世界が変わった瞬間
それから2週間ほど経った、ある朝。
私はなぜだか、
“開かずの扉”を開けていました。
そこは、
「私はもう一生見ることはない」
そう思っていた場所。
結婚前後の、
“憎んでいた夫とのアルバム”が置いてある部屋でした。
自分でも不思議でした。
でも私は、アルバムをめくり始めていました。
そこにあったのは、
赤ちゃんだった息子を
お風呂に入れている夫の写真。
その瞬間、
私の中に、こんな言葉が浮かびました。
「夫は、夫なりに息子を愛していたんだ。」
私の思う形ではなかった。
私の望むパパ像ではなかった。
でも、息子を愛していなかったわけじゃない。
18年間、
それを認めてこなかったのは、
私のほうだったんだ――。
そう気づいた瞬間、
私は「パパ、ごめん」と言いながら、
膝から崩れ落ち、
一人で大号泣しました。
氷が、一気に溶けた瞬間でした。
見える世界が静かに変わり始めた
それからの私は、
自分でも驚くほど、夫の言葉や行動に
イライラしなくなっていました。
パパはパパなりに息子を愛している。
夫は夫なりに生きている。
夫には、夫の人生がある。
そう思えるようになった私は、
夫の何気ない一言や態度に、
怒りや不満を感じなくなっていったのです。
夫は、何も変わっていません。
変わったのは、私の反応でした。
私が変わると、
夫にも少しずつ、変化が見え始めました。
長く止まっていた夫婦の間に、
少しずつ会話が戻り始めたのです。
同じように、
息子のことも「息子の人生だ」と
思えるようになっていきました。
私が頑張らなくても、
息子は、自分の世界で、
自分として、
ちゃんと生きていました。
そんな当たり前が、
私には、長い間見えていなかったのです。
もちろん、この出来事は
ほんのきっかけに過ぎず、
魔法のように、私の世界が一気に
変わったわけではありません。
けれど確かに、
見える世界は、静かに、確実に
変わり始めていきました。
ここまでが、
私の在り方が変わるまでの物語です。
変わったのは、夫でも息子でもありません。
すべての出来事への私の”反応”でした。
内側が変わったとき、
見える世界は静かに変わり始めたのです。
🍃ここまで読んでくださってありがとうございます。
この先にいるのは、
あの頃とはまったく違う私です。
扉をそっと、触れてみてください。



